初秋の甲信越、その3 星峠の棚田から清津峡、山本山
Posted on 2020.09.22 Tue 16:42:00 edit
先日からの続きです。
中野から飯山とすっ飛ばし信越国境を越え
新潟県入り。
本来、こんなに移動をかさねるタイプではないのですが
ともかく週間予報が最悪!!
すっとばして一旦帰宅かな・・と撤退ムード。
ところが・・わからないものですね。
新潟に入って二日目の9月16日
予報はパッとしなかったのですが、一応・・
十日町市の松代まで行っていました。
起きると案の定曇り・・えっ??霧か??これは・・
急いで身支度・・もせず起きたままの姿で星峠の棚田へ。
標高が上がるにつれ霧も晴れてきます!!
そして
ギリギリセーフ。
いや本当はアウトかな?日の出前から撮りたかった(^_^;
でも、雲海は色々芸をしてくれました。
ただ稲の方は先日の大雨で倒れてしまい
早めに収穫してしまったそうです。
ちょっと残念でしたが仕方ないですね。
撮れるとは思っていなかったので
満足しておきましょう。
しかしながら一応予報は当たるもの。
雲が広がってきました。
さて・・そういえば改修後の清津峡行ってなかった。
たぶん曇りで行けるだろう、行って見よう。
ところが近付くにつれ空は青空。
何じゃそりゃ??まあいいか・・
ここは日本三大渓谷にも数えられる大渓谷。
岸壁にほられたトンネルを通り見所を廻れます。
そして終点のパノラマステーションに水鏡と呼ばれる
現代芸術ができ絶景ポイントとして有名になりました。
入ってみると、おっトンネルの中からアートだ!!
以前はコンクリの無機質な通路だったのですが
音響と照明使って異様な雰囲気醸し出してる。
そしてお目当ての水鏡。
あれ??青空で良かったじゃん!!ラッキー!!
これで朝の9時半、もう少し後の方が
右の岸壁にも日が当たるのですが人がどんどん増えてくる。
この水鏡、両脇が5センチほどの浅瀬になっていて
そこを通って展望所まで行きます。
ということは水鏡状態が維持できるのは人が少ない時だけ。
そういえば入口に
「人が多い時は思い通りの写真が撮れない場合があります」
と書いてあったっけ?納得。
さて次は・・今度こそ曇った。
小千谷に出てみるかな?
今朝のこともあるし撮影予定場所で寝ておこう。
山本山という信濃川の展望地へ。
朝おきると・・う〜〜〜ん、やっぱり雲海には早いか!!
車に戻ってしばし休憩。
ふと空を見ると・・焼けてるじゃないか!!
越後三山と信濃川。
でも日の出はもう少し左の模様。
それが撮れるのはこの場所から100mほど離れた展望台。
基本的に二兎を追うものは一兎も得ず!!がモットーなので
待ってましたが・・え〜〜い我慢できん。
日の出前の道を三脚抱えてダッシュ。
間に合った!!なんか穏やかな雰囲気・・疲れたけど(笑)
さて、日の出終わってさっきの場所へ。
あれ??今の方が良くない??
雲海は有りませんが微妙な川霧が赤く染まり
これはこれで良いような気がしてきた。
この後ちょこちょこ遺跡などを撮り
18日自宅に帰りました。
期間は10日ほどの短期取材。
今週末から再出発になりそうです。
今度は本格的な紅葉、今年の色付きはどうだろう?
天気が安定しなかったので不安ですが・・
まあ行って見るしかないでしょう
きっと何か撮れます(^^)
初秋の甲信越、その2 姨捨棚田から東信州
Posted on 2020.09.21 Mon 18:40:00 edit
昨日の続きです。
下諏訪を出て松本城・・は横目で見るだけ。
目指すは千曲市、棄老伝説の残る姨捨棚田。
田植前には小さい田んぼ毎に月が映り
田毎の月としても有名です。
着いたのは9月11日夜。
予報では曇りなのでゆっくり起きるつもり。
でも翌朝起きてみると・・晴れてるじゃないか!!
今回こればっかり。
焦って準備、でも天気が安定しませんね。
満足な空にはならず・・
肝心の田んぼも台風や大雨で倒れてる稲穂が多数。
農家の方の苦労を思えば大したことないですが
写真撮る方も倒れてない田を探し
急斜面を汗だくで登ったり下ったり。
おまけにその後も天気が安定せず
結局この周辺に三泊することになりました。
泊まれば夜景も撮りたくなります。
条件良くなかったので夜はこれくらいで・・
待ちの間、暇なので街に降りてラーメン。
いつも思うのですが長野もラーメン、レベル高い。
スッキリしたしょうゆ味、なかなか美味しゅうございました。
一応お断り
ここで載せるラーメン写真は掲載許可を取っていません。
したがって店名等は載せません。
興味がある方は個人的に聞いてください。
14日になり多少雲が取れました。
まあ、これで満足するしかないでしょう。
まだ午前中。
コスモスでも撮ってみようかな?
電話で観光協会に問い合わせ。
佐久のコスモス街道が見頃と言うので
そちらに向かってみました。
途中、北国街道の海野宿。
ここもコスモス絡められるかな?
と訪ねてみたのですがそれは空振り。
代わりと言ってはなんですが萩の花が咲いていました。
そして佐久のコスモス街道。
下仁田に抜ける国道254号線沿いにコスモスが植えられています。
全国でいくつか同名の場所を聞きますがここが元祖とのこと。
以前は展望台もあったのですが今年はありません。
コロナが関係あるかどうかは不明ですけど・・どうなんだろう?
近くの内山牧場には
広大なコスモス園があるのですがまだ早いとのこと。
天気もイマイチだったので今年はこれで撤収!!
そして悲しいことに週間予報は最悪・・・
もちろん紅葉は早いし・・帰るか?
いや・・一応、新潟を廻ってみよう。
と言うわけで菅平を超え飯山経由、
国道117号線を通り新潟県は十日町周辺を目指します。
ちょっと撮りたい場所があるんですよ。
さて、撮れたのか???
それはまた次回に。
初秋の甲信越、その1
Posted on 2020.09.20 Sun 20:28:44 edit
前回の撮影分の納品も終わり
初秋の取材旅行に出ることにしました。
といっても今回も帰ってから書いています。
リアルタイムで書きたいのですがなかなか・・
昔はできてたのになぜだろう?
最近すぐ眠くなっちゃうしなぁ・・やはり体力低下したかな(T.T)
さて出発は9月9日。
コロナのせいで近場も撮る癖がつきました。
そこで以前から行きたかった
甲州街道、小原宿本陣が第一目標。
相模原市はもちろん神奈川県下でも唯一残る本陣建築です。
入場料無料で内部見学も可能。
大名が使った畳張りのトイレなんかもあり
なかなか興味深い建物でした。
そのまま相模川方面へ徒歩20分ほどかな?
わりと急な山道を下ると
かながわの橋100選にも選ばれている弁天橋に着きます。
ゲリラ豪雨が多かったせいか川は真っ茶色!!
まあしかたがない・・(T.T)
たしか学生のころ、友達と相模湖に来た時
そばにつり橋があるんだぜ!!みたいな乗りで、ここに来たことがあります。
でも、あれこんなだったっけ・・てのが正直な感想。
もっと細い木の橋だと思ってました。
1986年に架け替えられたとなってるから私が知ってるのは
先代の橋かも??まあ30年以上前の話しだから記憶も不確かです(^_^;
途中、なぜこんな所に??てところにネコ小屋がありました。
弁天橋猫の会と言うのがあるようで
善意の方々が世話してるようです。
それにしても気持ちよさそうだなぁ・・
小原宿の駐車場に戻り道志道経由で山中湖を目指します。
途中、道の駅どうし。
お前は何を撮ってるんだ!!
とお思いでしょうが、ここは東京オリンピックの
自転車ロードレースのコース。
こんな場所は一応押さえておくのが河口流。
それにしても無事開催されれば良いのですが・・・
そして前回も行った山中湖・・はパス。
コスモス狙ってたんですが全然でした(^_^;
御殿場経由で富士山スカイライン、目指すは水ヶ塚公園。
宝永火口を間近に見る展望地なんです。
そしてもう一つ目的が。
今年は残暑ことのほか厳しく、まだこの時期は車中泊きつかったんですよ。
ここは富士山二合目、標高1450m!!
快適に寝られる・・と思ったらカミナリゴロゴロ。
近くに落ちた気配もあり気が気じゃない・・
まあ車の中は安全だと言うし大丈夫だろう・・
引きこもってたらいつの間にか夢の中でした。
熟睡し朝おきると寒いぐらい。
でも相変わらず天気は安定しない模様。
傘雲と言って良いのかな?頂上は見えない。
でも乱舞する雲が面白いかな?
この日はこのまま曇り空へ。
朝霧高原などをブラブラし下部温泉でまったり・・
そして近くの道の駅で早めに就寝。
どうせ翌日も天気悪いと思ったら・・
快晴じゃないか!!
でも山には雲かかってるし富士山に戻るほどじゃない。
次の目的地に向けて撮りながら移動。
諏訪大社下社秋宮。
中山道と甲州街道の分岐点、下諏訪宿もすぐそば。
もちろん温泉でのんびり鋭気をやしない
そのまま宿泊・・は出来ず明日に備えて大移動。
今回の取材はこれからが本番!!
長野市方面に向かいますが・・・
長くなりましたのでその2に続きます。
| h o m e |