三陸海岸
Posted on 2018.05.02 Wed 15:31:00 edit
弘前を後にし三陸海岸を南下しています。
天気予報は最悪だったのですが
とりあえず青空にはなりました。
まずは八戸の蕪島。
数年前の火災で中心にある神社は全焼してしまいました。
いぜん再建中で絡めることはできません。
でもウミネコは元気!!
しかし明るい気分はここまで
今回、天気が期待できないのに
このルートを取ったのは
震災遺跡を見ておきたかったからなんです。
三陸鉄道・島越駅。
カルボナード島越駅という宮沢賢治の童話に由来する
愛称を持っています。
手前に中途半端な階段がありますよね?
これが震災前までのホームに続く階段です。
この駅は震災で線路もろともほとんど流失しました。
今は高架もコンクリートで補強され
第二の堤防としても機能しているそうです。
たろう観光ホテル。
大きな被害が出た田老の街で震災遺構として保存されています。
しかしあの田老の防波堤を超えてくるなんて・・
わからない方は検索して見てください。
一夜明けて(今日です)陸前高田。
瓦礫はすっかり無くなりましたが胸が締め付けられる。
何というか埋め立て地の様相を呈しています。
とてもここに街があったなんて信じられない。
奇跡の一本松はレプリカになっても立ち続けます。
そして南三陸町。
ここも陸前高田と同じ、埋め立て地のよう。
ただ土地のかさ上げはかなり進んで
以前階段を登って眺めた場所がほぼ街の高さ。
震災遺構として当面の保存が決まった防災庁舎も
かさ上げされた土地の間に隠れがちです。
ただこkの「南三陸さんさん商店街」は
すごい賑わいでした。
数年前にもきましたが規模と言い賑わいと言い
ものすごく差があります。
こうやってじょじょにでも進んでいくのでしょうね。
早くこの賑わいが街中に広がりますように。
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