河口信雄の取材日記

遠い国からご近所まで、旅と写真とB級グルメ。

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CS5・・パースも直せる。 

ほとんどAdobeの回し者みたいになってきました(^_^;
おそらくAdobeのサイトに書いてあるんでしょうけど
わりと他の同業者の方々から「どうだ?」と聞かれるので
今日も気づいたことを書かせていただきます。
ただし今日のはLightroom3。
基本的にはCS5のCameraRawと同じ機能が付いていますので
Lightroom持って無くても使える機能です。

そうだ、ちょっと専門用語も出てくるので
デジタル写真に興味がない人はスルーして下さい。
おそらく退屈です・・

初めに驚いたのがレンズプロファイル、つまり
色収差やらゆがみ、周辺光量の情報がかなり沢山入っていること。
しかもキヤノン、ニコン、ソニーはもちろんシグマやタムロンまで!!

簡単に言うとレンズの欠点、つまり各収差がチェック一つで解消されるわけです。
色収差の例です。

JeF-091.jpg

これはそうとう拡大していますが
撮ってすぐのデータはどんなに良いレンズでもこんな風に色がずれています。
今までは手作業で一枚一枚直していたのですが、たった一カ所にチェック入れるだけで

JeF-091-2.jpg

まあ完璧とは言えませんが収差ってのは画面の場所によっても
微妙に違います(つまり完璧はない)
仕事用としても充分使用可能範囲です!!
この機能で周辺光量とゆがみ(樽型収差とか糸巻き収差)も解消できます。
これは、ききぐあいを簡単に調整できるので色収差だけ直したい
ゆがみは残したいもOKです。

ついでに驚いたのがパースの調整。
これはシルキーピクス等には前から付いていました。
まあやっと付いたか!て感じですが後発だけあって?使いやすい。
もっと良い写真を載せたかったのですが(笑)
わかりやすさを優先してこんな画像です。
ちょっと極端な例ですが厦門です。

JeF-067.jpg

これが簡単な操作で

JeF-067-3.jpg

右のビルの樽型収差も直ってるのがわかると思います。
むろんRawの状態で調整できるので何度でもやり直せるし
おそらく劣化も最小限・・だと良いですが(まだ未確認)
少なくとも現像後にいじるよりは荒れないんじゃないでしょうか。

一番の欠点!
これはMacに限るのですがOS10.5からしか使えない。
聞くところによるとG5も使えないみたいです。
さらにRAMが最低LR3で2G(CS5は1G)
もちろんサクサク動かすにはもっと必要です。
今、デスクトップはメモリ5G入ってるのですが
LR3でスポット修正するとスムーズに動いてくれない・・
それでもデスクトップはまだ良いのです。
ノートは・・入れられない・・
使ってしまうと手放せない・・でも使えない・・
またお金が飛んでいくのか・・この不景気の時代に(T.T)
これもメーカーの陰謀?

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